更新日 06/02/26
講演会開催についてのお願い
より良く開催されるために、いくつかのお願いをいたします。
このお願いの文の中には、今回の開催にあたって、全く不必要な、そして既に連絡済みの、あるいは、無関係で、しかも当たり前で、失礼にあたる項目もあるかも知れませんが、より良い開催を願っての意図をお酌み取りいただきご了解下さい。
私は皆様のマチや社会や企業が、より以上に良くなってもらおうと願って参上します。
講演のために行くのではありません。マチづくりのお手伝いにうかがうのです。
従ってご依頼をいただいた時点から、「講演会」というお手伝いが始まっているのです。主催者と私とが、その時点から一心同体となって、マチづくりの大きな役割を果さなければなりません。
そのためにも、主催者側の皆様と私とが、開催前から、お互いの心を通い合わせてやってゆきたいと思うのです。
<1> 事前の打合わせ
講演会で一番大切なのは事前の打合わせです。直接お目にかかって打合するのが一番大事です。それが出来ないときは電話でも結構です。いずれにしても、事前に必ず良く打合わせをしてください。
<2> 特に聴いて欲しい人
私は“講演”だけをするために行くのではありません。皆様がたのマチが、より良く
なってもらうためにまいります。ですから、住民の代表である首長(市長、町長、村長)、そして行政関係者、地域リーダー、教育関係者、そして 特に中学生たちの聴講を特に
特に切望します。
一番聴く必要があるはずなのに、一番聴きに来ない人種は、どこにいっても「先生」 といわれる人たちです。第一に「議員先生」、次に「学校の先生」、そして首長をはじ めとする「行政職員」です。皆様のマチはそうあって欲しくないと願っています。
<3> 地域資料の事前研究
事前にマチを知っておきたいのです。資料(市町村史、市町村勢要覧、観光パンフ
レット、郷土史資料、過去約1年分の広報等)そのほか必要と思われる資料を、事前にお送りください。返却を要するものは読ませていただいた後お返しします。
<4> 地域内視察
講演前に地域内を視察させてください。視察箇所は主催者側で指定された処と、前記 の資料を事前に私が検討して、私の方からお願いする箇所もあります。
<5> 講演時間
正味「三時間」話をさせてください。講演であれば一時間でも三十分でも結構です。
私は講演ではなく、マチづくりのお手伝いと思ってまいりたいのです。そのためには 私の経験から三時間必要なのです。
開始時間を厳守してください。遅れてくる人に開始時間を合わせることのないように。
<6> 主催者・担当者のありかた
担当者も講演を聴いてください。主催責任者は、担当者も講演を聴けるようにしてあげてください。
主催者側とは、開催する側であって、聴く側ではないというような態度のところがあります。そういうところに限って、担当者が講演の最中に会場入口の受付などで私語などして騒いでいるものです。
また、講演会場内で、電話の取り次ぎは絶対に止めてください。最近は講演中に携帯 電話が必ず鳴り出すのです。
<7> 質疑応答
講演が終わると、次には必ず「質疑応答」の時間をとるところがあります。質疑応答があった方がよいのか、あるいは、無い方がよいのか、その点は、司会者が私と充分に打合して判断してください。
<8> 講師紹介
講師紹介は講演会の大事な大事な導入部分です。ところが案外おろそかにしています。 第三者に友人を紹介するときの心がけが講師紹介のコツだと思います。講師紹介記事の棒読みや、何年も昔に他で使った講師経歴をそのまま使うところもあります。
講師を一番よく知っている人が紹介をしていただきたいと思います。そうでなければ、紹介する人が、講師を事前によく知って欲しいのです。
最近の紹介記事資料を提供します。これらを参考にしていただいて、今回のに合うようなものに作り変えてください。
<9> 依頼連絡書
依頼連絡書を同封か別便で送ります。お手数ながら早急に記入してご返送ください。
<10> 準備していただくもの
「日本地図」:大きなかけ地図(学校から借りてください)を、さかさに(北海道を下、九州を上に)、演台に立つ私の左手の側にかけてください。指棒もご用意下さい。
「黒板」:演台に立つ私の右手の側においてください。(右手ですぐ字が書けるように)チョークを二色以上。お手拭きもお願いします。
★地図の下の部分や、黒板が、特に客席の最前列の右端、左端の人にも見え易いように置いて下さい。演台の陰に隠れて地図が聴衆席から見えないことがありますので。★
「マイクロホン」:私は話をしながら地図や黒板を使うために移動します。携帯用か、コードの長いものを用意してください。
<11> 講演料
事前にご相談ください。一方的にくださるところがありますが、講師の価値を傷付けるような額であったときには失礼にあたると思います。
<12> 著書の販売・紹介
講演会を聴いてさらに拙著も併せて読んでいただきたいのです。お手数をかけますが、拙著の紹介と販売を会場でしていただければ幸いです。お許しいただけるならば、聴衆数に見合った部数を送らせていただきます。残部は送料着払いでご返送ください。
<13> 会場設営
会場も講師と一緒に講演をしているのです。
聴衆が会場内に入った途端に、講演が始まる前から、この講演は何のためにするのかと理解できるような雰囲気を醸し出す会場設営が必要だと思います。
<14> 会場内喫煙・飲料接待
会場禁煙にご協力ください。講演中にお茶、缶ジュースなどは出さぬように。
講演開始前に禁煙の注意をしても、途中からの入場者にはわかりません。見え易いところに、禁煙の張紙をしていただくとよろしいのではないでしようか。
<15> 録音・写真撮影
私は講演に行くのではなく、マチを良くするお手伝いに行きます。講演会に来聴出来なかった人たちにも聴いてもらいたいのです。ですから、録音、撮影はご自由に。
録音テープおこしをして印刷物にするときは、事前に原稿を校正させて下さい。
主催者側で校正もせずに生の原稿をそのまま私の処に送りつけ、一から十まで私に校正させるところがあります。マチづくり以前の問題だと思います。
<16> その他
チラシ、ポスター等を作成されたときは開催前に送って下さい。
この「お願い文」は担当者だけでなく、関係者の方々も読んで於いて欲しいですね。
さらにこの「お願い文」については、拙著「第四の教育・下巻」の、“まちづくりと 講演会”の章に詳しく触れてありますので、併せてご一読下さい。
※萩原茂裕の写真はこちらからダウンロードしてください。
(2001 1/14撮影jpg 960×1280pixels)
日本ふるさと塾 主宰
萩 原 茂 裕
〒311-3115 茨城県 茨城町前田666
TEL029-292-4650 FAX029-291-1278
E-mail:nihon@furusatojuku.com
URL:http://www.furusatojuku.com/
依 頼 連 絡 書
@ 主 催 団 体 名 :
A 開 催 年 月 日 : 平成 年 月 日( 曜日)
B 講 演 時 間 : 時 分〜 時 分 (原則正味3時間)
C 行 事 名 :
D 講 演 演 題 :
E 講 演 対 象 者 :
F 主催団体代表者 : 役職 氏名
G 主催団体 住 所 : 〒 住所
: TEL FAX
: URL http://www.
: E-mail: @
H 担当者(連絡者) : 部署 氏名
: TEL FAX
TEL(時間外緊急時/マタワ携帯電話)
: E-mail: @
I 担当部署 住 所 : 〒 住所
J 講 演 会 場 :
: 〒 住所
: TEL FAX
K 交 通 手 段 : 乗降場所
<駅・空港等>:( )
: 乗降場所 →
開催場所まで:約 時間 分
: 他の方法:
L 宿 泊 場 所 : 〒 住所
: TEL FAX
M 謝 金 : \ (当方とご相談後記入)
N 旅 費 宿 泊 費 : \ (内訳記入)
O 支 払 方 法 : □当日支払 □振込 月 日
P 事前送付資料名 : (返送を要する資料はマルで囲む)
Q 講師指名の経緯 :
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詳しくはご相談下さい。お問い合わせは、日本ふるさと塾へ nihon@furusatojuku.com